球団別年俸ランク2001

セ・パ両リーグの全選手の年俸をプラスして比べた 物です。実際の順序と比べて見てください。
※ちなみに下の選手名は年俸が1億円以上の選手です。




セリーグの場合


1位  読売ジャイアンツ  43億7170万円

投手 21億3450万円 野手 22億3720万円 1億越え選手 15人


さすが、球界の名手と言った所か?選手層の厚さは本当にピカ1だ。レギュラーのほとんどが1億
選手であることは、とても有名なことである。この戦力で優勝出来なかったことで長嶋さんのクビ
が飛ぶのもおかしくはない。投手、野手とも数字的にはダントツの数字になっている。もちろん来
年も優勝候補であることには変わらない。後は高額選手が数字通りの活躍をしてくれるかどうかだ

斉藤雅樹・槙原寛巳・桑田真澄・河本育之・メイ・工藤公康・鄭民台・ 村田真一・清原和博・仁志敏久・江藤智・マルティネス・高橋由伸・清水隆行・松井秀喜




2位  中日ドラゴンズ  28億2080万円

投手 15億3040万円 野手 12億9040万円 1億越え選手 10人


セリーグで巨人の次にお金を払っている球団は中日であることが発覚した。この戦力をもって今年
は5位に終わった。この球団は投手王国と呼ばれているだけあってやはり投手の年俸合計の方が多
いようだ。打の方々が年俸の割りに働かなかったのか?今年の契約更改で、もっともっと投高打低
が進行していくと思われる。一億越え選手も投手を中心に10人と意外に多いことが発覚した。

武田一浩・ギャラード・川崎憲次郎・山本昌・バンチ・野口茂樹・ 中村武志・立浪和義・山崎武司・関川浩一




3位  横浜ベイスターズ  22億5920万円

投手 10億5740万円 野手 12億0180万円 1億越え選手 8人


横浜のケースが一番、平均的な(バランスがいい)カタチをしていると思う。1億円の大台を越え
ている選手は、ほとんど一昔前の優勝の時のレギュラーメンバーがそろって大台越えという感じに
仕上がっている。ただ、来年に向けて分かっているだけで3人も一億越え選手が抜けていることか
らスターの流出で頭が痛い球団のうちでのトップクラスではないだろうか?森監督の溜息聞こえる

斎藤隆・三浦大輔・野村弘樹・小宮山悟・谷繁元信・石井琢郎・ 波留敏夫・鈴木尚典




4位  ヤクルトスワローズ  21億7630万円

投手 8億4840万円 野手 13億2790万円 1億越え選手 6人


ヤクルトという球団が成り立っているのも、今年優勝出来たのも古田がいたからだと思うのは僕だ
けであろうか?複数年契約とはいえ、2億円では安すぎるくらいである。投手の軸(一久)、抑え
の軸(高津)、守りの軸(古田、宮本)、打の軸(ペタ)と軸の1億越え選手が踏ん張ったことで
優勝というのが見えたのではないか?この球団は良い金の使い方をしていると思う。若松も続投だ

石井一久・高津臣吾・古田敦也・宮本慎也・ペタジーニ・飯田哲也




5位    広島カープ    18億9600万円

投手 6億2590万円 野手 12億7010万円 1億越え選手 5人


毎年、広島で嘆かれている投手が伸びてこないということだが、やはり投手の年俸は12球団でも
最低ということになっている。安定して活躍できる選手が出て来るのを期待していると思う。だが
一方で打者の方だが、軒並み1億円超え選手がケガでリタイア状態と散々なお金の使い方をしてし
まったが、素材はみんな一級品なのでケガから完全に復活してきた時に広島の巻き返しはあるか?

佐々岡真司・野村謙二郎・前田智徳・緒方孝市・金本知憲




6位  阪神タイガース   17億4440万円

投手 9億3400万円 野手 8億1040万円 1億越え選手 1人


4年連続の最下位では、年俸ランキングも最下位になったのは当然の結果ではないかと思う。まず
言えるのが、絶対的なスターがいないということではないか。その証拠に1億円越え選手も生え抜
きでは誰もおらず、FAの星野伸だけになっている。その星野伸も今年は1勝しか挙げていない。
来年は色々とスター選手を増強してるみたいなので年俸的には跳ね上がるのではないかと思う。

星野伸之




パリーグの場合


1位  西武ライオンズ  26億1640万円

投手 11億3180万円 野手 14億8460万円 1億越え選手 7人


意外にもダイエーを抜いて1位にランクインしたのがこの球団である。消えかかっていたパリーグ
の火を再点火した松坂、カブレラなどを抱えている。特に思ったのは、マクレーン・カブレラ・デ
ルトロと新外国人選手にものすごくお金をかける球団なのではないかということだ。さすがそれに
よって結構宝くじを当てているのだが、さすが堤オーナー、お金の使い方が人とは一味違う。

西口文也・松坂大輔・デルトロ・伊藤勤・マクレーン・松井稼頭央 ・カブレラ




2位  ダイエーホークス  23億3460万円

投手 9億6120万円 野手 13億7340万円 1億越え選手 7人


ダイエーも投手さえ良かったら?というチームなので比較的に打高投低になっている。一億円越え
選手はダイエー四天王+秋山といった構造である。がしかし、ここの弱点は先発の柱がいないとい
うことではないか?中継ぎ・抑えは磐石であるはずなので、先発がそろえば恐ろしいことになって
くる。やはりこのチームも打で押して行くチームなのでより一層、打高投低が進んで行くであろう

吉田修司・ペドラザ・城島健司・松中信彦・小久保裕紀・秋山幸二 ・柴原洋




3位 日本ハムファイターズ  21億7040万円

投手 9億2570万円 野手 12億4470万円 1億越え選手 6人


日ハムは今年はケガ人に泣かされた。1億円越え選手のうち田中幸、オバンドーなど主力がケガと
散々な目にあったものの、小笠原など、ニュースターも出てきているようだ。が、やはりパリーグ
の星がセリーグに流れて行く法則があるように片岡を流出、その辺のガイドラインの整備も必要か
もしれない。球場も巨人と使い回しとかあまりにもかわいそうである。頑張れ、日ハム!!

下柳剛・小笠原道大・田中幸雄・片岡篤史・ウィルソン・オバンドー




4位  千葉ロッテマリーンズ  19億5860万円

投手 7億9290万円 野手 11億6570万円 1億越え選手 5人


ロッテの方はリサーチの結果打高投低の様子である。1億円越え選手では、広島から年俸問題で飛
び出たミンチーを獲得。後は絶対的エースの黒木がいることになる。打者に方では、チームの軸で
ある初芝、ホームランを打てば負けないという神話を作り出したボーリックなどがいることになる
が、堀に関しては、今年使われていない様子なので契約更改では血をみるのではないかと思う。

ミンチー・黒木知宏・堀幸一・初芝清・ボーリック




5位  大阪近鉄バファローズ  19億5490万円

投手 8億8900万円 野手 10億5490万円 1億越え選手 3人


このチームはいてまえ打線という言葉があるようにどこからどう見ても打高投低である。その弱投
のなかで唯一1億円をもらっている赤堀が、ケガで使えず、お金が泡と消えてしまった。が、しか
し、打者で1億円を越えている中村紀・ローズは2人でホームランを101本打つなどこの値段で
も安いくらいの働きをし、みごとに優勝の原動力として働いた。金欠球団に優勝は恐いかも!?

赤堀元之・中村紀洋・ローズ




6位  オリックスブルーウェーブ  16億1250万円

投手 7億4480万円 野手 8億6770万円 1億越え選手 2人


この数字は12球団でも最低の数字であるが、これはひとえにイチローに頼っていたということで
あり、イチローの抜けた穴は大きそうである。ここの球団はドラフトでも、どんどん人をとって、
数打ちゃ当たる戦法を取っており、その分クビが飛ぶ選手も多くなり、全体の年俸も伸びないとい
った現象が起きている。後は次のイチローを育てることに専念してもらいたいものである。

具壱晟・田口壮







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