まず、トレードが大成功だったのは、阪神から近鉄に行った北川であろう。彼が 優勝を決めた代打満塁逆転サヨナラホームランを打ったことは今や非常に有名で あるが、その他にもサヨナラヒットや、結局負けてしまった試合での得点などす ごく目立っていた(ここの編集者のぷくぞうは『北川マジック』と命名)次の選 手だが、また近鉄の選手になってしまうのだが、三沢であろう。彼は巨人からシ ーズン途中でやってきて、そのまま中継ぎエースとして君臨し、無傷の7勝を挙 げた。才能の墓場となっている巨人から投手難の近鉄に移って、本人も関係者も 喜んでいただろう。まぁ、投球の内容は結構、打ちこまれたりもしていが、近鉄 に優勝するだけの運を運んできたのは、まさしく上記の北川とこの三沢であろう 次は西武からまたシーズン途中にやってきた谷中であろう。移籍当初は中継ぎで やっていたが、先発陣総崩れの最中に、先発に抜擢され、生涯での勝ち星を大き く上回る7勝を挙げ、シーズン終了時まで先発ローテーションを守った。まだ年 も若く、更なる活躍も見れるかもしれない。次の選手だが、中日から広島に行っ た鶴田を挙げたいと思う。結局、活躍はシーズンの前半だけであったが、その時 のハーラーダービーを賑わせ、キレのある良い球を投げていた。故障によりその 後はあんまり名前を聞かなくなったが、前半だけではあったが、ひとはな咲かせ たとは思う。あと挙げれるのは、近鉄の益田、ダイエーの野々垣などではないか |
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